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社長インタビュー

導き出した「企業理念」

── 企業理念を教えてください

今は「価値ある仕事を生み出し 全スタッフとお客様の幸せを実現します」です。

── なぜこの理念になったのでしょうか

実は5回くらい変えています。はじめは「嬉しいと思う気持ちは私たちからお客様へ」でした。背景としては、結局、さっきの経験から自分が幸せじゃないと疲れてしまうのですね。自分が幸せだからいい仕事ができると。私はスタッフ自身が幸せであることが大切だと思っています。1回、有名経営者である稲盛さんにならって「物心両面」に変えたときがありました。でも自分の言葉じゃないからしっくりこなくて今のものに変えました(笑)。「価値ある仕事を生み出す」という部分は、私はもともと「高くても払いたい」という考え方が好きなのです。みんなできるから君もやりなよというのではなく、各々がもっている力を発揮して得意分野で価値ある仕事をつくり、それをお客様がいいなって言ってもらえるようになればいいなと思っています。

── スタッフみなさんの力、発揮してほしいですね

発揮してほしいですね。私は以前、こうしなければならないという枠にはまっていました。部活をやれば、弱音はくな、倒れるまでやれみたいな。それはそれでやります。しかしそれだけだと想像力がなくなると気が付きました。今は、主体性を尊重し、自分がやりたいものをやれば、自分を発揮するスタンスでいれば必ずできるだろうと思っています。

── そうするとプラスアルファが生まれてくるということでしょうか

自然に改善するし、そうすると仕事が楽になるし、質も良くなるし、楽しくなるよねと。だけど義務でここにいなくちゃいけないとか、時間に縛られていると、こういうのはでてこないと思います。

── みなさんに他人事ではなく、自分事として考えてもらいたいということでしょうか

そうですね。そもそも、その人のやりたいことがタカハマにあればという前提ですが、あるのであればおのずと改善案やプラスアルファがでてくると思いますね。

── なるほど。それでは、事業を行ううえで大切にしている考え方はありますでしょうか

人の思いや願望を邪魔してはいかないということですかね。否定ではなく、まず聞くということを会社全体としても伝えています。みんなに力を発揮してもらいたいので。

自分を知るということ

── では、企業理念をもとに行っている施策を教えてください

1番大事なのは、まどろっこしいかもしれませんが自分を知る哲学かなと思っています。自分を知るという方向性がいいなと考えています。

── 自分を知るということで価値を生み出してお客様に幸せを与えられるということですよね

そうですね。ストレスなくです。自分を知るというのはそういうことかなと思います。

── 自分を知るためにタカハマライフアートとして与えているものはなんですか

今取り組んでいるのは、各人のやりたいことを具体的に出してみる、会社のやりたいこととあっているかをチェックするということです。ただ、やりたいことがなかなかでてこないのでそこの手助けをします。そして、「実践する→できる→うれしい→成長する」、このサイクルは具体的にやっていこうと思っています。

── やりたいことはどうやって引き出すのでしょうか

しっかり面談することですね。ヒアリングして本人の口からアウトプットしてもらうということですね。本当の自分に向き合うって難しいですよね。自分でもまだ勉強中です。僕自身、座禅を2年ぐらいやってみて、やっと向き合うってどういうことかわかってきたところです。座禅や合気道も自分自身に問うという点でとても良いと思います。強制はダメですがいつかはこういう取り組みも取り入れていくことができればと思っています。

── いつかはもっと勉強してスタッフの方々に活かしたいと思いますか

そうですね。経営って難しいのは正解がないということだと思います。おもしろいところでもあります。ただ、松下(幸之助)さんや稲盛さんの本を読むと、シンプルをやりきることが大切だと言いますし、私もそう思います。原理原則は存在しているので、それを落とし込んで、やりきるために自分がどのようになっていけばいいか、どうしたら自分が幸せに近づいていけるかの教育システムができるとみんなも成長すると思います。日本の「汲み取る能力」はそういうのに向いていると思います。
世界的に注目されるのではないかと思います。良いと思う人チームになって話すと良い仕事ができて好循環が生まれると思います。

── 現在の社内の組織風土はどのような感じでしょうか

みんながどのように感じているかになりますが、毎日楽しいというのを目指しています。

── 今と昔で雰囲気は変化がありましたか

先ほどお伝えした38歳くらいまではなかったと思います。

── 組織風土をつくっていくにあたり、大切にしていることはありますか

理想は、礼儀、モラル、立場は大事だと思っています。自由ってよく聞こえますが、そういうものがあっての自由じゃないと成果がでないと思います。

── 前まではどのような雰囲気だったのでしょうか

前までは好きにいってくれていいよって感じでした。当初はみんなでご飯食べておやつ食べてみたいな感じで楽しかったです。でも成果がでないと幸せじゃない。成果がでる=楽しいという感じにしないといけないと思いました。成果がでる自由というのは、ある程度順序だっていないといけないと思いました。ある程度ルール化しているほうが発揮しやすいのかなと思いました。例えば、打ち合わせをしたとすると、なんでも自由にすると予測してない発言が多くまとまらないことが多々ありました。人事制度も今ほどはしっかりしていませんでした。

── みんなで何かを進めていくうえで社長から伝えていることはありますか

マイナス意見はダメですね。やろうといっているのに余計な心配をいつも言う人。勉強会の時などにメッセージを盛り込むようにしています。

── 社長がみなさんに伝えたい1番は何でしょうか

自分ができると思えばなんでもできるということです

── 誰かがやろうとなったらみんな賛同している感じですか

心の中はわからないですけどね(笑)中には昔の私みたいな人もいるかもしれません。だけど、体験を通してしか人間は変わらないと思うので、うちの会社を通じて3年後くらいに伝わってくれているといいですね。

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